現代の日本人は、疲れていても休めないという問題があります。
「いつも体が重い」
「寝ても寝てもだるく、疲れが取れない」
「会社に行くだけでへとへとになる」
「休みの日に何をしていいかわからず、一日中ごろごろしてしまっている」
あなたはこのような悩みを抱えていませんか?
そこで、あなたの疲労を癒す正しい方法を7つ紹介していきます。
睡眠と休憩
睡眠と休憩は、およそみなさんが考えている一般的な「休み」の方法となります。
休息をとるときに大事なのは、いかにエネルギーを消費しないようにするかが大切になってきます。
なかでも睡眠は、疲労を癒す中でとても重要な部分を担っています。
良い睡眠をすることで、疲労回復も早くなります。
しかし、睡眠や休憩には注意が必要です。
「何もすることがないから」と漫然と受動的にごろごろしているのはむしろ悪影響です。
だらだらと過ごしすぎてしまうと、結局は疲れがとれず貴重な休日がおわってしまいます。
「今日は体の疲れを取るために数時間横になっていよう」と自分で決めて休憩することをおすすめします。
運動
運動と休養は、正反対の話かと思われますが、適度な運動をすることで、より疲労回復が進みます。
運動すると血液の流れが良くなり、細胞の一つひとつにしっかりと酸素と栄養を運びます。
それにより、老廃物の除去が促進され、リンパの流れがよくなったりするので、疲労感の軽減につながります。
血のめぐりを良くすることは健康の基本です。
同様に、お風呂に入ることも血液のながれがよくなり、疲れをいやすことができます。
食事のバランス
疲労回復や疲れにくい体を作るのに、食事も大きな影響を与えます。
ここでは、「栄養のバランスがとれた食事をとる」という意味合いだけでなく、「食事の量のバランスがとれている」という意味もあります。
食べ過ぎないことが体を休めることになると考えられています。
現代社会では食べ物がない栄養不足の害よりも、むしろいつでも豊富な食べ物が手に入るため、「食べ過ぎ」の害のほうが大きくなっているのです。
休養を取るときには「栄養を取る」という足し算の考え方ではなく、いかに栄養摂取を控える機会をつくるかという引き算の考え方を持ってほしいです。
具体的には・・・
- 胃腸にやさしい食事をとる
- 食事量を抑える
- 断食、ファスティングをする
- 白湯で体を温める
などがあります。
人と親しく交わる
人と親しく交わることでストレスを解消し、活力を得る休養の仕方です。
友達と楽しく会話をしたり、家族や恋人とハグをしたりスキンシップをしたりすると、疲れが飛んでいくような気がするでしょう。
また、スキンシップやハグをしなくても、言葉を交わすだけで十分ですし、ペットと触れ合うことも休養の一つです。
しかし、人付き合いが苦手な人や疲れてしまう人は、無理に人と話そうとする必要はありません。
人間関係は楽しみをもたらしてくれる一方で、うまくいかないときは大きなストレスになってしまうからです。
趣味に没頭する
クラシック音楽が好きならクラシック音楽を聴く。
映画が好きなら映画を見る。
いつも休みの日にしていること、自分のやりたいことはすぐに思い浮かぶでしょう。
それを主体的におこなうことであなたの疲れを癒すことでしょう。
趣味までとはいかなくても「こうゆうことをするとなんとなく気分が良くなる」という趣味嗜好はみなさんそれぞれお持ちだと思います。
例えば「鼻歌を歌う」「炭酸飲料を飲む」「顔を洗う」「掃除をする」といったことです。
どれも何気ないことですが、十分に気分を変えることができます。
創作活動
これは、絵を描くとか詩を書くとか、作曲とか、ハンドメイドや日曜大工で何かを作るといった創作活動全般です。
1つのことに集中すると、疲労を忘れることができます。
かたちのある、目に見えるものを残さなくても構いません。
地図や時刻表を眺めて旅行をしている気分になったり、美術館で絵を見て想像してみることも休憩です。
旅行
普段と全く違う環境に身を置くわけですから、とてもいい休養になります。
休みというと旅行に出かける人が多いのは、旅行が疲労を癒すのに効果があるということを経験的に知っているからでしょう。
買い物や外食でもかまいません。
とにかく、外部の環境を変化させることで、気分をリセットさせることができます。
積極的に旅にでてみましょう。
まとめ
ここまで7つの正しい疲労を癒す方法を紹介しました。
この7つの休み方を知っていると、普段生活して疲れたなと思うときでも、自分のやるべきことがすぐに分かって疲労を癒すことができます。
心身ともに健康な生活を送れるよう、ぜひこの7つの休み方を覚えておきましょう!
最後に、この記事は”あなたを疲れから救う休養学 作:片野秀樹”という本を参考にしています。
この本には、休養に関するたくさんの情報がかいてあるの気になる方は、ぜひ下のリンクからご確認ください。
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